心当たりがあれば、虫歯のサインかもしれません。
虫歯は、3つの要素が重なったときに発症します。ひとつは、ミュータンス菌などお口の中に住む「細菌」。もうひとつは、清涼飲料水やお菓子に多い「糖質」。3つ目に個人差のある「歯の質」。この3要素によってつくられます。 時間の経過とともに進行するため、早期発見・治療が大切です。
歯の表面にあるエナメル質が少し溶けた状態です。痛みなどの症状はありません。
フッ素の塗布だけで治る可能性があります。
エナメル質に小さな穴が空いています。痛みなどの症状はありません。
虫歯になった部分を取り除き、詰め物をします。
象牙質といわれる歯の内部にまで虫歯が進んでいます。甘いものや冷たいものがしみます。
細菌が歯の神経にまで到達しています。激しい痛みがあります。
根管治療で神経を取り除きます。
歯根まで細菌が感染して、歯はほとんど溶けてしまいます。膿がたまり、口臭が強くなります。
抜歯が選択されます。
多くの場合、虫歯治療にはいくつかの選択肢があります。 当クリニックでは、考えられる選択肢をすべて説明し、メリットだけでなくデメリットもお伝えして、患者さまのご要望をお聞きしています。
レーザーで細菌に感染した部分を“蒸散”させて治療します。ドリルなどを使わずに治療できるため、キーンという機械音や振動を感じることなく治療ができます。一方で、治療に時間がかかるため、大きな虫歯には不向きです。